厳島神社 国宝,重要文化財
文化財・建造物

嚴島神社の所有する文化財建造物をご紹介いたします。 国宝嚴島神社は、平成8年に世界遺産に登録されました。

 
 

 

国指定建造物

嚴島神社の建造物の多くは国宝・重要文化財に指定されて居ます。

国宝 6棟
本社2棟 本殿(附 不明門、玉垣)・幣殿・拝殿(附 左右内侍橋)
祓殿(附 高舞台、平舞台、左右楽房、左右門客神社本殿)
摂社2棟 客神社本殿(附 玉垣)・幣殿・拝殿
客神社祓殿
2棟 東回廊
西回廊
重要文化財  11棟 3基
摂社3棟 大元神社本殿(附 宮殿3其)
大国神社本殿
天神社本殿(附 宮殿、渡廊)
末社2棟 荒胡子神社本殿
豊国神社本殿
6棟 朝座屋
揚水橋
長橋
反橋
能舞台(附 橋掛、能楽屋)
宝蔵
3基 五重塔
多宝塔
大鳥居

※ 附は付けたり指定物件です。

御社殿以外の建造物

宝蔵

指 定 国重要文化財
構 造 寄棟、檜皮葺の校倉で室町時代の建築。
由 緒 もと当社の宝物、貴重品を収蔵していた。
備 考 中には入れません。

五重塔

指 定 国重要文化財
構 造 唐様を主として和洋を加えた手法で建てられている。
総髙29メートル余、方4.6メートルの小形のもので、屋根は檜皮葺。
由 緒 応永14年(1407) 7月の建立。
備 考 中には入れません。

多宝塔

指 定 国重要文化財
構 造 この建物は重層、屋根は上下とも方形の建物であるが、下層方形の屋根の上にまんじゅう形の亀腹があり、
それにつれて上層は柱が円形に配列され、軸部まわりから組物まで円形で日本建築の平面計画として円形を使う珍しい手法である。
由 緒 大永3年(1523)禅僧周歓の建立したもの。
この所を多宝ヶ岡と呼び、昔「多宝院」という寺があり、多宝塔はその寺の附属であった。
備 考 中には入れません。

御文庫

指 定 指定外
構 造 本瓦葺土蔵造、建築様式は景教のものだという。
由 緒 当島光明院住僧学信が発起し、法弟俊峯が完成したもので、
寛政7年(1795)蔵書と共に当社に奉納した。
備 考 中には入れません。

宝物館

指 定 登録有形文化財
構 造 コンクリートづくり、漆および白堊塗装、屋根銅板葺。
社殿との調和を考慮して、日本で初めてコンクリートに漆を塗って外観を木造建築らしくした。
由 緒 神社廻廊出口の正面にあり、昭和9年4月に竣工した。
当社所蔵の宝物など美術工芸品の一部が展示されている。
備 考 年中無休。
拝観時間  午前8時から午後5時